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コラム
>>確かな成長を北京へ。
07.07.17

準々決勝チリ戦を延長の末破れ、U20WCを去ったフライングイーグルス。
前半はこれまでの4試合とは見違えるような“強さ”を感じた。
今まではサイドのスペースにアカブエゼやイデイエ、バラが飛び込むカウンター。放り込んでイデイエのポストからの組み立てと、個人技に頼りきったサイド攻撃をしていた。特に簡単に放り込みイデイエ頼み‥という単調な攻めがかなり多く、攻撃のバリエーションに欠ける部分があったと思う。
しかしこの試合ではイデイエのポストからの組み立てだけでなく、オルフェミを経由したリズムを生み出すパス交換。そして両サイドバッグの積極果敢な攻撃参加からのサイドアタック。ペナルティーエリア付近での個人技に頼らないシンプルなプレー(ワンツーパスなど)。と、決して個人技に頼りきっていない様々な攻撃パターンで相手に恐怖を与え続けた。
守備でもチームとしてプレスが効いており、相手のキープレーヤーであるアレクシス・サンチェスをオルフェミとアダムスがうまく抑んだ。そしてサンチェスの前半交代に追いやった。
チームとして確かな成長があったと感じる。

▽この試合でこのチームは解散を迎えることとなった。ベスト8止まりだったことは残念だが、この大会は僕の目に非常に有望な2選手を発掘出来たことは大きな収穫である。
それは、オルフェミとアンブローズ。
オルフェミは06-07シーズンからアンデルレヒトでプレーするボランチ。
どんなに激しいプレスが来きても落ち着いてプレーが出来、柔らかいボールタッチとゲームメイク能力は一級品。今までのナイジェリア代表にいないタイプのクリエイティブなボランチである。彼の出現で、ナイジェリア代表のセンターハーフは10年安泰だと思う。ゆくゆくはミケルの領域に達する可能性も十分にある。
もう一人のアンブローズは国内リーグでプレーするセンターバック。
身体能力面ではヨボに匹敵するのではないかと言えるほど高いものがあり、特に跳躍力はずば抜けて、高さで負けることはまずない。1対1でも強く、カバーリング能力にも長ける有望株。欧州クラブやエージェントがほっとかないだろう。
この経験と悔しさを糧に、新シーズンへの飛躍と代表での活躍を願っている。

 
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